ママ美日記

ベビ助の母であるママ美が妊娠・出産・育児を通して思ったことを書き綴る

職場に妊娠を報告するタイミングは?誰に伝える?

働いている女性なら必ず悩むのが職場に妊娠を報告するタイミング。誰に伝えるのか、誰には伝えずにおいてもらうのかも難しい問題です。気持ちよく働き、場合によっては気持ちよく産休に入り、気持ちよく職場復帰するためには、かなり考えた方がいいですよね。

妊娠がわかったら即報告するのと安定期に入ったぐらいに報告するのと、どちらがいいのでしょうか。メリットデメリットについて考えてみました。

 

妊娠がわかったら即報告するメリット3つ

・気遣ってもらえる

これが一番のメリットです。妊娠したことによって気遣いを受けられるのと受けられないのとでは仕事の続けやすさが全然違います。たとえば、重いものを持つ仕事や立ち仕事を軽減または免除してもらう、体調不良の際に休憩スペースで横にならせてもらう、時差出勤や在宅勤務を認めてもらう、通院のための休みをもらう、食べづわりの場合に飴などを口に入れながら仕事をする、飲み会でお酒を遠慮する、タバコの煙を避ける等、妊娠すると受けたい配慮はたくさんあるものの、これらはすべて妊娠を報告しないと始まりません。つわりをはじめとした体調不良は、ほとんど安定期に入る前の妊娠初期に起こります。また、流産の可能性が高いのも安定期前です。これらを考えると、特別な事情がない限り、早い目に会社に報告して配慮してもらうほうがいいのではないかと思います。

・知らないうちに長期プロジェクトメンバーとして考えられていたり、人事異動計画が進められていたりして、迷惑をかけてしまう心配がない

人事異動がある職場に限りますが、こういう可能性がある人も、上司や同僚に迷惑をかけないため早めに報告した方がいいのではないでしょうか。

・絶対安静や入院などの際の対応を考えておいてもらえる

職場に突然穴を開けるリスクというのは誰にでもあるので、会社としては常に対応を考えておいてほしいものですが、実際はそんなに用意周到な会社は少ないでしょう。妊娠したことによって突然穴をあける可能性は格段に高くなるのですから、そうなってから大迷惑をかけるよりは、あらかじめそういう場合にどう対応するのか上司に脳内シミュレーションだけでもしておいてもらったほうがいいでしょう。

妊娠がわかったら即報告するデメリット2つ

これだけなら誰でも妊娠がわかったらすぐに職場に報告するんでしょうけど、そうしないのは流産がこわいからですよね。

・流産してしまった場合、周りに報告することによって二重につらい思いをしてしまう。周りにも気を遣わせることになる

これが安定期まで報告しないほうがいいのではないかと考える一番の理由ですよね。12週目ぐらいまでに約15%が流産するという話もあります。そのつらさを思うとあまりにも高い確率ですよね。

・気を遣われ過ぎて仕事がしづらくなる場合がある

逆に自分は体調も良くバリバリ仕事をしたいのに、周りが気を遣ってくれ過ぎて仕事がやりにくくなるというケースもあるようです。つわりのない妊婦さんの場合はめんどくさく感じることもありますよね。

安定期に入ってから報告する一番のメリット

上の「デメリット」の逆ですが、

・早期に流産してしまった場合、周りに報告することで二重につらい思いをせずにすむ。周りにも気を遣わせずに済む

ということでしょうね。

安定期に入ってから報告するデメリット3つ

即報告するメリットの反対になりますが、

・一番大変な時期にさまざまな配慮をお願いできない

・つわりでしんどい時にサボっているように見られたり、過剰に心配されたりする

ことです。

加えて、

・他にも妊娠した人がいた場合、報告が遅くなったことで人事上の混乱を招いてしまう可能性がある

ことも挙げられるでしょう。報告が遅くなったことで、他の妊婦さんより人事上不利になってしまう恐れもあります。20代30代の女性が多い職場では要注意ですね。

 

誰に報告するか

上司だけに報告するのか、同僚にも報告するのかというのも悩みますよね。特に安定期に入る前ならあまり広めたくないと思う方も多いでしょう。

個人的な考えですが、報告する範囲は「今すぐ何らかの配慮をお願いする人」ということでいいのではないでしょうか。たとえば、急に休むことになった場合の対応を考えておいてもらうというだけであればひとまず上司だけでいいかもしれません。でも、今すぐ同僚に立ち仕事を代わってもらう必要があるような場合にはその同僚にも報告をすべきでしょう。

安定期に入ってからはお腹も目立ってくるので、同僚にも話しておいたほうがいいでしょうね。ただし、直接報告を受けた人と噂でしか聞いていない人が同じ部署内にいるとぎくしゃくしてしまうことも。また、報告をしてもらえなかった同僚は、妊娠について触れていいのか悩むこともあるでしょう。ミーティングのついでの時などに、上司からさらっと言ってもらったりするとスマートに周知できるのではないでしょうか。

 

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