妊娠期間中食べてはいけないと言われているものについて
実際に妊娠するまで、食べてはいけないと言われているものがこんなにもたくさんあるなんて全然知りませんでした。「食べてはいけない」と言っても、ほとんどは迷信みたいなものだと思っていたり。
だから、病院で具体的に食べてはいけないもの、食べない方がいいもののリストを手渡された時はなかなかショックでした。中には思いもよらない食品もありましたし。
思いもよらなかった食べ物をランキング形式で紹介&実際妊娠中はどのような食生活を送っていたかを正直に書いてみようと思います。
食べちゃいけないとは思いもよらなかった食べ物ランキング
7位 カフェイン
えー、いきなり中途半端な順位ですみません。
コーヒーは避けた方がいいという話は聞いたことがあったので、これは特に驚くことはありませんでした。病院で言われなくても自分で控えていた食品です。
とはいえ、妊娠期間中、最後の自由時間に友達とランチやお茶に出かけたら、どうしても飲んでしまうこともありますよね。コーヒーと紅茶の二択だったりして。私は無類のコーヒー好きなもので、そんな時はこれ幸いと頼んで飲んだりもしていました。
1日にコーヒー3杯ぐらいまでならカフェインを摂取しても問題はないそうなので、もともとコーヒーや緑茶をがぶ飲みする人でなければそこまで気にしなくてもいいのかもしれません。
ただ、抹茶入りのお菓子や祖母のうちで勧められて飲む緑茶などでうっかりとカフェインを摂取してしまうこともあったので、私は他に飲むものがない時以外はコーヒーや緑茶は摂らないことにしていました。
代わりにうちでのリラックスタイムに飲んでいたのが、ルイボスティーやノンカフェインコーヒーです。これらならいくら飲んでも大丈夫だという安心感で、かなりの量飲んでいました。
妊娠中は水分を十分に摂取しなければならないので、これらを常備していたのはよかったと思います。
6位 生ハム・スモークサーモン
これはショックでした!どちらも大好物で、おやつにレタスと一緒にぱくっと食べたりするのが大好きで。妊娠が分かってからも、病院で言われるまでは知らずにけっこう食べていました。
しかしトキソプラズマに感染すると赤ちゃんの運動能力や精神の発達に影響が出るとのこと。重大な結果につながると知った以降は我慢していました。
実家に帰った時、母が私の好物だと思って買い込んでくれていたのはつらかった。。
5位 生魚(マグロやカジキはもちろんのこと、その他のお刺身等も)
マグロやカジキなど、食物連鎖の上位にいる大型魚は体内に水銀を溜めているから食べない方がいいというのは聞いたことがありました。しかし、まさかその他の小さい魚のお寿司やお刺身も食べない方がいいとは!
お刺身大好き人間としては納得がいかず調べてみたところ、水銀とは別問題で、妊娠中は食中毒になりやすいからだとわかりました。
妊婦は免疫力が落ちていて、他の人はなんともなくてもひとりだけあたってしまったりすることがあるようです。激しい下痢は子宮の収縮につながると言うことみたいですね。
私は水銀は怖いと思っていたので、妊娠中マグロやカジキは一切摂りませんでした。一方でその他のお刺身やお寿司はちょびっと食べました。もちろんあたるのは嫌なんですが、万一あたっても水銀やトキソプラズマのように赤ちゃんに直接影響するわけではないので、ここぞという時のごちそうで出てきた時にはおいしくいただきました。
自分なりの防衛策として、家庭では我慢し、料亭で出てくるお刺身や回っていないお寿司屋さんのお寿司などだけ食べていました。細心の注意をもって管理・提供されていると思えるところのものだけ、ということですね。
普段はよくスーパーで買って帰ってつまんだりしていたのですが、それは自粛していました!
4位 チーズ(ナチュラルチーズ)
リステリア菌が赤ちゃんにまで感染すると、最悪流産等につながることもあるとのこと。
と言われても、最初、私は何がナチュラルチーズで何がナチュラルじゃないチーズなのかわかりませんでした。調べてみると、ナチュラルじゃないチーズはプロセスチーズという名前で、私がおやつにパクパク食べたり、トーストに乗っけてとろけさせたりしているチーズはこのプロセスチーズのほうだとわかりました。これは加工の段階で加熱しているからリステリア菌の心配がないということのようです。
ナチュラルチーズと言うのは見た目や名前がおしゃれなやつ。おしゃれなバーで出てきそうなやつという印象でした(適当な分類だ…)具体的にはカッテージ、リコッタ、モツァレラ、カマンベール、ゴルゴンゾーラ、ゴーダ、パルミジャーノ・レジャーノなどなど。特に輸入物のナチュラルチーズは用心した方がいいようです。欧米ではチーズ由来のリステリア症が多数発症しているそうなので!
まぁ、私には食べる機会が日常的にはないので、特に意識して避けることもありませんでしたが、普段からおしゃれなお店に出入りしている方は要注意です。
3位 ハーブティー(カモミール・レモングラス・ジャスミン)
これは思いもよりませんでした!妊娠してすぐ、カフェインを摂りすぎないようにしなきゃと思った時、すぐに思い浮かんだ代替品はジャスミンティーでしたから・・・。
もちろん飲んでも大丈夫なハーブティーも多々あるのですが、カモミール・レモングラス・ジャスミンの3つはいずれも子宮収縮作用があるそうで、妊娠中は避けなければならないのです。これを聞いてからは、これら3つ以外のハーブも用心するようになりました。
2位 うなぎ
うそー!うそー!妊婦はスタミナつけなきゃいけないのに、うなぎがダメなのー?!
病院で食べてはいけないものリストをもらったのがちょうど土用の丑の日の直前で、うなぎを食べる気満々だったのでびっくり仰天。特にうなぎが好きと言うわけではありませんでしたが、なんだか急に食べたくなったあまのじゃくです。
うなぎはレチノールという動物性のビタミンAをたくさん含んでいるのですが、この脂溶性ビタミンは排出されにくいもので、体内に蓄積されていくと胎児の奇形につながってしまったりするそうなのです。
ただしこれも、大量に毎日摂取した場合ということで、土用の日に常識的な一人前のうなぎを食べてしまったとしても、特に問題にはなりません。もし既に食べてしまっていたとしても慌てないでください!
そして、栄えある1位は・・・
1位 にんじんジュース!!!
ええええええ?!
ヘルシーで健康で体にいい(くどい)イメージしかないにんじんジュースがだめなの?!
これも理由はビタミンAだそうです。
ただ、うなぎと違って植物性のビタミンA(カロチン)は体内で必要な分だけ変化するタイプなので、過剰摂取にはなりにくいということです。
私が受診していた病院の先生は、ジュースになっていると固形で食べるのに比べて予想外にたくさんのビタミンAを摂取してしまう可能性があるので避けた方が無難、という考えのようでした。
妊娠を機に健康を意識してにんじんジュースを飲み始めようとしている方は、やめておいた方がいいでしょう・・・
いかがだったでしょう?驚いた食品はありましたか?
一般的には体にいいイメージの食品が含まれていたりして、私はかなりびっくりしました。
まぁ何にしても、一度でも口にしたらアウトというわけではなく、偏り過ぎなければ大丈夫というものがほとんどですよね。体にいいから毎日たくさん食べよう!というようなことをしなければいいのではないでしょうか。
我慢のしすぎでストレスをため込まないようにもしたいですね。
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