初診いつ受ける?時期と内容
妊娠検査薬で陽性が出て病院に行くことを決めたものの、子宮頸がん検診以外では産婦人科のお世話になったことがなかった私。初診はいつ行けばいいのか、どんなことをされるのか、ドキドキものだった。
私が4週6日で受けた初診の内容を紹介すると同時に、いつ行くべきか、改めて考えてみた。
私が受けた初診の内容
私が産婦人科を訪ねたのは、妊娠検査薬で陽性反応が出た3日後、4週6日のことだった。その日が一番近い仕事休みの平日だったからだ。
友達に聞いた話から産婦人科と言えば待ち時間が長いと思い込んでいたので、初診は予約がとれないと聞いて覚悟して行ったが、待ち時間はせいぜい30分ぐらいだった。
産婦人科は定期的に検診で訪れる人が多いので予約システムが発達しているところが多い。私は自分の家の近くと実家の近くの2か所の産婦人科に通ったが、どちらもウェブ上のシステムで予約をとったり待ち時間を予測したりすることができた。
さて、病院に着いてまずしたことは他の病院と同じである。問診票に記入するのである。
だがこの問診票は他の科のものに比べてだいぶ質問項目が多い。例えば、月経は何歳の時に始まったか、順調か不順か、経血は多いか少ないかといったことのほかに、結婚はしているか、していないならする予定はあるかなどといったことも書かなければならない。
こういう質問は答えたくないと思う人もいるだろうが、産婦人科の受付には望まない妊娠をしてしまった人も来るわけだし、口頭で聞かれるよりは書いて提出する方がハードルが低い気がする。準備としては、最後の生理がいつだったかだけしっかり思い出しておけばいいだろう。
問診票を提出した後は尿検査があるので、トイレで尿を採取する。妊娠中の検診では毎回尿検査があるので、紙コップはトイレの近くに用意されていることが多い。私が行った産婦人科は2つとも、自分で紙コップに名前を書いてトイレにある小窓から提出する形式だった。この尿検査でホルモン値を測って、妊娠の可能性を推測するらしい。
尿を提出してしばらく待っていると、診察室に呼ばれた。まずは問診。妊娠検査薬を使って陽性だったという話をし、尿検査の結果(妊娠の可能性が高いだろうとのこと)を伝えられた。
その後内診。
そう、内診である。
テレビなんかで見る妊婦健診はお腹の上からエコーの器具をあてているのが多いのでなんとなくそちらをイメージしている人もいると思うが、妊娠初期と後期は内診である。何度やっても嫌なものであるが、がまんするしかないのでがまんする。
結果、胎嚢が確認されて「おめでとうございます」と言ってもらえた。4週6日ということで心拍はまだ確認できなかったのだが。
心拍が確認できないうちは「おめでとう」を言わない方針の先生もいるようだが、私の担当の先生は言うことにしているようだ。晴れて正式に妊婦になれたような気がして非常にうれしかった。
心拍の確認をするため、2週間後にまた受診するよう言われる。
初診を受ける時期
さて、私が初診を受けた4週6日という時期は早すぎたのか。
結論から言うと、早すぎるということはなかったと思う。むしろちょうどよかったのではないか。
だいたいの人は胎嚢が確認できるのが5週前後、心拍が確認できるのが6週前後と言われている。胎嚢が確認できても心拍が確認できなければ赤ちゃんがいるかどうかわからないから、胎嚢しか確認できない時期に受診するのは無駄だという人もいる。確かに、保険がきかず、公的な検診補助も受けられない時期に一回多く受診するのは負担である。私の初診も8000円ぐらいはかかったと記憶している。
しかし胎嚢の位置を確認することで、少なくとも子宮外妊娠等の異常はないと判明する。妊娠検査薬で陽性が出ていても、子宮外妊娠であれば子供が育たないばかりでなく母体にも危険が及ぶのだから、胎嚢の確認は早いに越したことはない。受診料など安いものである。
また、自分で計算して〇週〇日だと思っていたとしても、実際には排卵日がずれていて早く心拍確認できることもある。(もちろん逆もある)
検査薬で陽性が出たものの、まだ受診は早いかなと迷っている方がいるのなら、早めに受診することをお勧めする。
産婦人科の先生や看護師さんは、早すぎると言って笑ったりすることは決してないのだから。
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