ママ美日記

ベビ助の母であるママ美が妊娠・出産・育児を通して思ったことを書き綴る

妻の妊娠がわかったら 妊娠初期の夫の役割を考えてみた

今回は妻に妊娠を告げられた男性を対象に書いてみた。まだ何も変わっていないように見える妻に何をしたらいいのか、何かしなければならないのか。私が妊娠した時に夫にしてほしかったこと、してもらえてうれしかったことを紹介する。

出勤~いつもの生活は続く~

妊娠検査薬で陽性が出た翌日は月曜日だった。私はいつも通り地下鉄に乗って出勤した。

…と、さらっと書いているが、そんなに簡単な話ではない。

私は妊娠しているのだ。私は妊婦なのだ。しかも今は、一番流産の確率が高い時期なのだ。しかしはた目には私が妊婦だなんて絶対わからない。まだ病院にも行っていないし、母子手帳も持っていないし、当然マタニティマークもつけていない。初めての妊娠、どうなったら流産になるのかもわからない状態で、びくびくしながら満員電車に乗り込む恐怖がわかるだろうか。

満員電車の車内でお腹を押されたらどうしよう。

ホームで急いでいる人に突き飛ばされて転んだらどうしよう。

信じられないぐらいストレスフルである。

 

私はケーキ屋さんで買ったケーキの箱を持って歩いているような気分でそろそろ歩いた。ケーキを買ったことは嬉しいのだ。でも誰かにぶつかられたらケーキはぐちゃぐちゃになってしまう。

 

職場でもまだ誰も私の妊娠を知らない。病院で確認したわけでもないのだから、こちらから話すこともできない。まだつわりがあるわけではなく、身体的にそんなにつらいわけではなかったのだが、とにかく流産するのではないかという考えがずっと脳内にちらついている。長時間の立ち仕事や重いものの運搬を頼まれたりした時、オフィスの冷房が効きすぎている時、すごく急いで小走りで行動しなければいけないような時、ずっとビクビクしている。

「私、妊婦なんです」と言えたらどれほど楽だろう。

しかし今はこれまで通りに仕事をしなければならない。だってまだ正常妊娠かどうかもわからないのだから。それがどれほどストレスになることか。

 

妻の妊娠がわかったら 私が期待した夫の役割

妻から妊娠の報告を受けた男性のみなさん。妊娠がわかった直後の女性の気持ちが少しはおわかりいただけただろうか。

つわりが始まってトイレにこもっていたりお腹が大きくなって歩くのも苦しそうだったりすれば、大抵の男性は妻を気遣わなければならないとわかるだろう。だが、もしまだ身体的には妊娠前と大して違っていないように見えたとしても、あなたの奥さんの心の中は不安でいっぱいなのだ。唯一妊娠のことを知っていて自分の味方でいてくれるはずの夫が、そのストレスを理解してくれなかったらどうだろう?

 

妊娠がわかった時、夫にどんな役割を期待するかといったアンケートでは、家事やマッサージなどの物理的なサポートのほかに、「思いやり」や「労り」「優しい言葉」といった精神的なサポートが必ず上位にあがってくる。

つまり、土日に買い物に行って重い荷物を持つことだけが期待されている夫の役割ではない。

「買い物行ってきたの?荷物重くなかった?」

「料理する時ずっと立ってて、負担にならない?」

そんな言葉ひとつで妻の心はすっと穏やかになるのだ。

コツは簡単。

ちょっと過剰かと思うぐらい心配してあげればいいのだ。多分、どれだけ心配しても心配し過ぎるということはない。奥さんは自分の体と赤ちゃんのことを、ひとりで一日中心配しているのだから。

 

夫にできる気遣いのかたち

妻を気遣う優しい言葉をかければいいとわかったものの、それができないという男性もいるだろう。そんな方はプレゼントを贈ってはどうだろうか。それもいつもの妻へのプレゼントではなく、妊娠している妻への特別なプレゼントだ。

と言っても、難しいことではない。

これは私の夫が実際にやってくれたのだが、ノンカフェインの飲み物を贈るのだ。

 

実は私はコーヒーが大好きで1日4,5杯は飲んでいた。しかしカフェインを控えなければならないと聞いて、妊娠がわかってからはずっとコーヒーを我慢していたのだ。

そんな私を見ていた夫がサプライズで贈ってくれたのがノンカフェインのたんぽぽコーヒーだった。私はたんぽぽコーヒーの存在は知っていたものの、なんとなく高いものだと思っていた。それで自分ではなかなか購入に踏み切れていなかったのだが、それを夫が買ってくれたのだ。

妊娠中の私とお腹の赤ちゃんを思って選んでくれたプレゼントに私は感激した。それ以降の夫の身勝手や失言も、多少はこのコーヒーに免じて許せたぐらいだ。

 

実際夫が購入したのがこちらの商品だ。

ノンカフェインのたんぽぽコーヒー「ぽぽたん」

 

無農薬栽培されたたんぽぽを焙煎して作ったもので、妊娠中から授乳期間までずっと飲める。助産師さんに勧められて飲む人もいるぐらいで、妊婦の間では有名な商品である。味は普通のコーヒーに比べると若干薄いのだが、濃く淹れれば気にならないレベルだ。これを飲んで私は妊娠中の沈みがちな気分をリフレッシュさせることができた。

 

もし奥さんがコーヒー派でなくて紅茶派なのであれば、

ノンカフェインタンポポ茶 もしくは AMOMAマタニティブレンド などもいいだろう。

どれも妊婦さんのために開発されたお茶なので安心して飲める。口にするものすべてに気を遣っている妊婦さんにも喜んでもらえること間違いなしである。

 

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