妊娠初期症状 寒気と眠気
妊娠したかもしれないと思ったらまず気になるのが妊娠初期症状。私が妊娠に思い当たったきっかけと、私の感じた妊娠初期症状をレポートする。
生理予定日遅れ2日目 PMSの異変で妊娠に思い当たる
2014年6月14日。6月12日は私の生理予定日だった。だが、まだ生理は来ていない。かなり正確な周期を刻む私だが、1、2日ぐらい遅れることはよくある。だからそのことだけで妊娠を予感したわけではなかった。
私に妊娠を予感させたのはPMS(月経前症候群)というやつである。
普段の私は生理予定日の3日前ぐらいからPMSが現れる。胸が張ったり、小さいことで切れたり、みんなが自分を攻撃しているように感じたり、ふいに子供の頃のつらかったことを思い出して涙したりするのだ。
そのPMSだが、普通生理が遅れる時にはそれの襲来も遅れる。つまり、6月12日が生理予定日なら6月9日から、生理が遅れて6月15日からになるのなら6月12日からPMSが来るというのが本来の私である。
ところが今回は、6月9日にPMSが始まって、あぁそろそろ生理だな、と思ったっきり、いつまでたっても生理が始まらなかったのだ。つまりずっとPMS状態である。それで、もしやこれは妊娠なんじゃないかと思ったのである。
ネットで調べても同じようなことを書いている人はほとんど見当たらなかったし、これが判断の基準として正しかったのかどうかはわからない。が、少なくとも私にとってはこれが真実だ。
後から思えば…妊娠初期症状
後から思えば、赤ちゃんはこの頃からすでに存在を主張していた。PMS以外にも異変は起こっていたのである。「妊娠初期症状」というやつらしい。
この時私は妊娠4週2日だった。あと2、3日早く気付けていたら、「妊娠超初期症状」というのをみなさんにお伝えできたのだが、残念である。
この日、私は夫・父太郎の親戚総勢15名ほどと一緒に旅行していた。(行きたかったかどうかはご想像にお任せする。)某海に近い温泉街で父太郎の親戚がシェフを務めるレストランにみんなで来ていたのだ。
そのディナーの最中、私に事件が起こった。
- 異常に眠い
- 異常に異常に異常に寒い
確かにレストランには冷房がきいていたし私は半そでを着ていた。だが周りの人間は誰も寒がっていなかった。私だけが全身の毛穴をすべて鳥肌にしてガタガタ震えていたのだ。
私は本来寒がりではない。こんな事態は初めてだった。
その上めちゃくちゃ眠い。まだ夜の7時ぐらいである。しかもPMSの件で妊娠を予感していた私はアルコールも摂取していなかった。
眠いから寒いのか、寒いから眠いのか。とにかく私は遭難者の如く寒さと眠気と戦っていた。
妊娠すると眠くなるとか寒くなるとかいう情報は聞いたことがなかったので、まさかこれが妊娠初期症状だとは思わなかった。後から調べると、眠いのは妊娠初期症状としてよくあることのようだが、寒いというのはあまり出てこない。風邪の症状に近いと書かれているのは見たが、私が感じたのはただの寒さであって「悪寒」とかではない。まぁ、妊娠初期症状には個人差が大きいようなので、これが私の体質だったということだろう。
寒い、眠いと感じたのは、お腹の赤ちゃんからのメッセージだったのだろうと、今なら思える。とにかく冷やすな、体を休めろ、ということだったのだ。
妊娠を予感して控えたこととやってしまったこと
なんとなくではあるが妊娠を予感した私は、おしゃれなフレンチを前にしながらアルコールを控えた。本当はシャンパンを頼みたかったが、これは好プレーだったと言えよう。
実際のところ私はアルコールと非常に相性の悪い体質なのでたくさん飲むことはないし、飲んでいたとしてもせいぜいワイングラス1、2杯だっただろうが、後から余計な心配をせずに済んだという意味でも本当によかったと思う。ストレスフルな妊娠初期の心配事はひとつでも減らしておきたいものである。妊娠の可能性が少しでもある方は、生理が1日でも遅れたらアルコールを避けた方が自分の心のためにもいいと思う。
一方でこの晩、私はテニス部主将の男子中学生と腕相撲をし、大人げなく勝ってしまった。妊娠中に力を入れちゃいかんなんて知らなかったのだ。ちゃんと大人として、思春期の男の子には負けてあげるべきだったのだ。
幸い腕相撲のせいで出血したりすることはなかったが、この試合を見ていた義母は後に私の妊娠を知って、ひえ~と顔色を青くしていた。妊娠の可能性が少しでもある方は、生理が1日でも遅れたら腕相撲を避けた方がいいと思う。
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