ママ美日記

ベビ助の母であるママ美が妊娠・出産・育児を通して思ったことを書き綴る

日本脳炎?デング熱?妊娠中の虫刺されについて

なんでこんなテーマで書かねばならないかと言うと、旦那の実家がド・イナカだからであります・・・。

立派な日本家屋で庭や畑がついているんですが、ありがたくないことに、春から秋にかけて、蚊がものすごく発生します。どれぐらいものすごいかというと、玄関先に車を止めて、そそくさと家の中に駆け込む間に15か所ほど刺されたりします。

玄関のとなりに鎮座している巨大な甕(巨大な金魚が住んでいる)が主犯だとニラんでいるのですが、ニラんだところで甕を割るほどの眼力はなく、あえなく刺されまくっております。旦那実家の皆様は、蚊がうじゃうじゃいることが普通になってしまっているので特に根本的解決を目指してらっしゃらず…。しかもなぜか私ばかりが刺されるのです。そんなにおいしいのかしら。

さて、普段ならぼやけば済む話ですが、妊娠中は単なる虫刺されも非常に気になります。15か所も刺されて大丈夫なのか?!とか。ちょっと調べてきましたのでどうぞ。

 

妊娠中の虫刺されと日本脳炎・デング熱

まず、調べていて非常にショックだったことに、妊婦は普通よりも蚊に刺されやすいそうです。しかも2倍程度とのこと。

妊娠中は体温が高いこと、妊娠後期になると赤ちゃんの分も合わせて二酸化炭素を多く排出することが原因のようです。

さて、妊娠中に蚊に刺されても、基本的には心配いらないようです。病気の人を刺した蚊が妊婦さんを刺しても、それだけで感染する病気はないとのこと。

気になるのは日本脳炎やデング熱ですよね。

日本脳炎は1958年に大流行した後、国内では毎年発症者が10人未満と、現在ではかなりレアな病気になっています。しかも現在妊娠中の方は、ほとんどが子供の頃に日本脳炎の予防接種を受けています。必要以上に恐れることはなさそうです。

ただし、発症した場合は流産や死産などの重篤な結果につながることもありますし、東南アジアなどでは現在でもかなりメジャーな病気です。海外渡航する場合には、自分が日本脳炎の予防接種を受けたことがあるかどうか確認した方がよいでしょう。

そして万一受けていなかった場合、妊娠中は予防接種を受けることはできないので、蚊に刺されないよう細心の注意を払わなければならないでしょう。

次にデング熱です。2014年夏に日本国内での感染が確認されて大騒ぎになりましたね。その時、妊婦のデング熱感染について日本産婦人科学会が声明を出しています。それによると、妊娠中の女性は妊娠していない女性に比べて重症化する傾向があり、特に妊娠後期ほど重症化しやすいということです。

ただ同時に、日本国内では1500の感染例でも死亡した例はなく、過度に不安を抱く必要はないとも言っています。日本のように流行が小規模の地域では、重症化率は高くないと考えられているのだそうです。

その上で、蚊に刺されないことが一番の予防策であること、もし蚊に刺された3~7日後に高熱、頭痛、目の痛み、関節痛などの症状が見られた場合は急いで医療機関で受診するようにとのことです。

 

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